nokikutiのブログ

(壁装作業)表装技能士、かんたんに言うとクロス屋さんの気づき等、日記的な感じです。

(壁装作業)表装技能士って何なんだ?

壁装作業って名前だし壁紙貼る資格?
って思いで資格を取りに行くとビックリする資格なのです。

表装技能士ってのが大切
表装の技術で壁装作業をする資格なのです。


襖や障子、掛軸や屏風なんかを扱う人達の技術を表装と言います
街で看板なんかに〇〇表装店とか〇〇襖屋なんかが表装関係の方々

その表装の技法で壁紙を貼る技術者を(壁装作業)表装技能士と言います。


現代では内装下地の石膏ボード等にパテ等の下地処理をして壁紙を貼るのがクロス屋さんの仕事

そもそも、クロス屋さんの始まりは名前の通りクロス(布)貼ってるからクロス屋さん
当時、クロスという商材が出てきて、貼る作業と言えば表装店や襖屋さんが襖や屏風の技法で壁紙を施工していた。と親方からは教わっていました。

確かに布クロスを貼ってあるお宅では、パテでの下地処理では無く、袋張りと言う技法で下地処理、ジョイントにベタをして施工されている物件も有ります。


現代のクロス屋さん
大部分の仕事は下地にパテをして、壁紙を貼る

昔のクロス屋さんの仕事は下地に袋張りをしてジョイントベタをして布クロスを貼る

そもそも作業が違うんですよね

だから、現代のクロス屋さんが壁装作業はクロス屋さんの資格だから〜って検定試験に行くとビックリするんですよね

かく言う私もビックリしました。

試験官から表装技能を使った壁装作業だと説明され納得



じゃ〜今のクロス屋さんが持ってても持たなくても関係ないね〜って言われたら関係ないよ〜ってお答えします。

けど、自分のやっている仕事に対する知識や理解度は資格を取る為に勉強した人は知ろうとする姿勢が常に有ると思います。


何も分からずに作業している人と何がどう言う理屈でどんな結果になるかを分かって作業する人


自ずと違いが出るかと思います。




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今だとグラフィッククロスと呼ばれるオリジナルの柄を印刷してオーダーメイドの壁紙が少量からでも出来ますね。

壁紙の販売も施工とセット以外にも、DIYブームで壁紙のみの販売も充実してきた昨今。

技能士だからこそのオンリーワン的なものを見つけたいな〜